1. インプラントとは
- インプラントとは
- インプラントはここ数十年で大変な進化を遂げた、抜けてしまった歯の代わりに、人工の歯の根っこを植えて、自分の歯同様の噛む力を回復させる治療です。歯を失った場所のあごの骨に、直接支えとなる金属の柱を埋め込み、自分の歯の根の代用として、その上にかぶせ物の歯を作るといった方法です。
- 【インプラントの特徴】
- 虫歯や歯周病で歯を失った場合、入れ歯やブリッジで失った歯を補おうとすると、どうしても周りの歯や歯茎に負担をかけてしまいます。これに対して、インプラントは周りの歯に負担をかけることなく、元通り歯があったのとほとんど同じ感覚で噛むことができます。自分で取り外して洗ったりといった手間もなく、見た目も普通の歯とそっくりという、大変便利な方法です。

- 【インプラントの優れているところ】
- これまで歯がなくなったところには、ブリッジという方法が審美的にも機能的にも優れているということで多用されてきましたが、ブリッジはその支えとなる歯にどうしても負担をかけてしまうため、将来的に支えとなる歯の寿命を縮めてしまったり、歯周病の進行を早めてしまう場合があります。
- また、ブリッジの支えにするために虫歯もない健康な歯でも削らないといけない場合がありますが、インプラントは隣の歯を支えにする必要がないため、周りの歯を一切傷つける必要がありません。
- 歯は一度削ると元に戻ることはありません。
- 大事な歯を守っていくためにも、インプラントは大変優れた方法です。
